〒501-6257 岐阜県羽島市福寿町平方3-9-3(岐阜羽島駅 岐阜羽島駅南口から徒歩5分)
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鍼治療とは東洋医学の考えに基づいて、人体の中にあるツボと呼ばれる点を専用の鍼を用いて刺激する治療法のことです。
最近では東洋医学だけでなく、西洋医学の分野でも様々な症状に効果があるとされており世界保健機関(WHO)からも認められた治療手法でもあります。
鍼治療は「はり師」という国家資格がないと施術することが出来ません。
鍼治療はツボを刺激して気の流れを整え、人体の生命活動を高めることを目的とする東洋医学型と硬くなった筋肉や内臓に関連した神経を刺激することによって、痛みやしびれを解消することを目的とする西洋医学型があります。
この2種類はどちらが良くてどちらが悪いとかではなく、体の状態によって使い分けていく必要があります。
当サロンでもカウンセリングでお客さまの体の状態をしっかり把握したうえで東洋医学型と西洋医学型の鍼治療を組み合わせて治療していきます。
鍼って聞くと「痛くて怖い」ってイメージがありますよね?ほとんどの方が最初鍼を打つときは緊張されます。
確かに中国で主に使われている鍼は太くて痛みも強いものが多いですが、日本の鍼は髪の毛よりも細く作られているため痛みもあまりありません。
ただまったくないというわけではなく、鍼は筋肉が硬直した部分やツボに当たると「響き」と呼ばれる独特な鈍痛が出る時があります。
こういった響きは体の正常な反応なため特に問題がありませんが、この感覚が苦手という方もなかにはみえるので、そういった時は遠慮なく申していただくと調整いたします。
鍼って何で効果があるのか疑問に思ったことありませんか?
鍼とは簡単な話、異物です。異物が体の中に侵入すると脳が異物に対して反応を起こします。
その際に免疫細胞が活性化され、鍼が刺さった部分を治そうとします。
これが鍼のメカニズムです。
基本的に痛みや疲労は身体が本来持っている自然治癒力(回復力)が低下している状態です。
それを少しでも良い方向にもっていくのが鍼治療の目的です。
もちろん鍼で全てが良くなるわけではありませんが、当サロンでは鍼治療に加え、足つぼやリフレクソロジー、骨盤矯正と全身を施術することによって痛みのある部分を取り除くだけでなく、体の自然治癒力を高め、再発しない体づくりが出来るように心がけています。
冷え症、頭痛、不眠症、食欲不振などの不定愁訴(原因がよくわからない症状)の原因は自律神経失調症です。
自律神経失調症は一度なってしまうと中々完治することが難しく、薬で騙し騙しになってしまうケースが多い疾患の一つです。
鍼治療は東洋医学の考えに基づきながら治療することによって自律神経の乱れを改善することが出来ます。
もちろん症状が重い方が改善するにはそれなりの時間がかかってしまいますが、しっかりと日常生活に気を付けながら鍼治療をしていけば改善されます。
西洋医学型の鍼治療で肩こりや腰痛も改善することができます。
鍼治療のメリットはマッサージでは届かない深部の筋肉を直接鍼で刺激してほぐすことが出来ます。
特に腰痛で悩んでいる方は深部筋である腰方形筋や大腰筋、お尻の筋肉に異常がある方が多いので、かなりの効果が期待できます。
もちろん東洋医学にある「ツボ」も合わせて使っていくことによって治療効果はさらに高いものとなります。
鍼を打つことによって、セロトニン(体がリラックスしている時に放出されるホルモン)の分泌を高めることが出来ます。
セロトニンが多く分泌されることによって、副交感神経の働きが優位になり、自律神経が安定しやすくなります。
ほかにも体にはストレスや緊張を和らげるツボが数多く存在します。それらのツボも刺激することによってよりリラックス効果が高めることが出来ます。
その結果、体の自然治癒力もアップするため、痛みの改善や疲労の改善に繋がります。